抱っこはひとりずつ

1984年10月14日。

双子はいっぺんに抱っこするわけにはいかないので、

どちらかを妻が、どちらかを水戸の母が抱っこする。

水戸の母には、ほんとうに感謝している。

ただ、抱っこされていても、自分の母親のことは判っていたようで、

妻の抱っこでないとむずかることがあった。

もちろん、たまに会いに来る僕のことはまだ父だとは認識していない。

秀平:右↓
良平:左↓